うさぎを飼う時、生体にばかり気を取られてその他の飼育グッズ(ケージ、トイレ等)にかかる費用って見落としがちですよね。
お迎えする時は嬉しい気持ちでうさぎばかりを見てしまうのは仕方のないこと。
けれども少しだけ冷静になって、費用面を見てみましょう!
うさぎを育てるのに必要な道具と初期費用はどのくらい?
初めてうさぎを飼う場合、ケージやトイレなどを一から集めなければなりません。
購入する店舗により値段に大きな開きが出てきます。
ペットショップで購入するよりもネットショップで購入するほうが安く済む場合が多いです。お迎えの前に余裕がある場合はネットで注文すると節約になりますね♪(店舗によって送料が発生するのでご注意ください)
最低限必要な道具と料金の目安をご紹介しますね。
- ケージ……約9,000〜15,000円(横幅60cm、最低限必要かなと感じるサイズの場合)
- 給水器……約500〜1,500円
- トイレ……約900〜1,500円
- トイレ砂……約600〜1,000円(4L程度)
- 牧草入れ……約700〜1,500円
- 餌入れ……約500〜800円
※100円均一に売っている重みのある陶器製のお皿でも大丈夫ですよ♪
我が家では洗い替え用に100円均一で購入した小型の土鍋を使っています(笑)
- 牧草……約500〜1,000円(500g程度)
- ペレット……約800〜2,000円(1kg程度)
※うさぎを初めてお迎えする場合、最初だけはお迎えするペットショップで元々食べていたものを用意しましょう。
- かじり木……約300〜500円
<その他>
- キャリーケース……約2,000〜5,000円
- ブラシ……約500〜1,500円
- 爪切り……約500〜1,000円
上記の費用をまとめると、、、
最低限必要な飼育グッズは12,300〜22,300円、その他あると便利なグッズを追加すると15,300〜29,800円が必要になってきます!
購入する場所、品質により金額に大きな差が出てくる部分です。
個人的には牧草・ペレット以外はお迎え前にネットショップで安いものを揃えてもいいのかな〜と思います。
うさぎ飼育に毎月かかってくるお金はどのくらい?
毎日消費するものは牧草、ペレット、トイレ砂の3点です。(お水は省略させてもらいました)
うさぎの体格にもよりますが、我が家のネザーランドドワーフ(約1.5kg)の例をご紹介しますね。
- 牧草……約1kg/月(600円程度)
- ペレット……約500g/月(1,000円程度)
トイレ砂はほんの少ししか使わないので、半年で4Lを使い切るか切らないか、といったところです。多く見積もってもだいたい2,000円くらい毎月かかる計算ですね!
急な病気の時にかかる治療費はどのくらい?
うさぎの病気の種類によって治療費は様々!
病院にかかるとき、基本的に必要となるのは大まかに『初診料』『処置料』『お薬代(必要であれば)』です。
こちらでも私のうさぎにかかった際の治療費例をご紹介しますね。
<目の充血>
- 初診料 1,500円
- 点眼薬 1,000円
(この時は目のチェックだけで精密検査は受けなかったので初診料だけで済みました。)
<食欲不振>
- 再診料……1,000円
(前の週に目の検査をしていたので特別対応でした。)
- 注射……2,500円
- 点滴……1,000円
- 給餌……500円
- 内服薬(7日分)……2,800円
私は経験したことがありませんが、例えば怪我をした時などレントゲン撮影が必要になった場合、私の利用している病院では8,000円かかります。
また、入院や手術となると万単位での出費が……うさぎの治療費は基本的に全て自己負担。
緊急時はお財布に余裕を持たせて病院に連れて行きましょう。
処置の際、お医者さんに金額を相談するとその時の予算で最適な処置をしてもらえると思いますよ!
ペット保険は必要?
うさぎは平均で5年〜10年ほど生きる動物。
長い目で見ると、いざという時に飼い主の負担を減らすことを考えるとペット保険を考えるのも手段ですよね。
うさぎのペット保険になると、プランによりますが毎月約2,000〜5,000円程度になるようです。安心料と考えれば安いのかもしれないですが、毎月かかってくるものなので慎重に考えましょう。
私は先代の子の時はペット保険を知らなかったのと、既に目の病気を患っていたこともあり保険には入りませんでした。
今いるうさぎはどうしようかな〜と考えながらズルズル……あと数ヶ月で2歳の誕生日を迎えようとしています。
人間の保険と同様病気になってからでは加入できないことがあるので、うさぎが元気なうちに決めておきましょう。
まとめ
- うさぎ飼育には生体以外にも飼育グッズに費用がかかることを忘れずに!
- 最低限必要な飼育グッズは12,300〜22,300円、ネットショップは割安な傾向
- 牧草とペレットは初回だけはお迎えするショップで元々食べていたものを購入しましょう
- うさぎ飼育に毎月かかる費用(餌代など)は2,000円弱(うさぎの大きさにより変動します)
- 病院で必要なのは『初診料』『処置料』『お薬代(必要であれば)』
- 基本的には全額自己負担なので、病院に行く時はお財布に余裕を持たせて(お医者さんに事前にどのくらいかかるか聞くといいでしょう)
- 長い目で見て飼い主の負担を減らすためにもペット保険を考えるのも手段。毎月の負担があるので慎重に考えましょう。
費用の一例をご紹介しましたが、ご自身で用意できる飼育環境と予算で最適なものを選ぶことが大切!
最近は100円ショップもペット用品が充実してきたので、使えるものがあれば使ってみると大きな節約になりますね♪
予算不足で面倒を見られなくなってしまった、なんてことが起きないよう事前に費用を計算しておきましょう!

sanoko
